海のふれあい教室 一覧
※参加費は「お一人当たり×人数分」が必要です。
2018年2月18日(日)、海浜自然センターで、海のふれあい教室「チリメンモンスターを探してみよう!」を開催いたしました。講師に、福井県立大学海洋生物資源学部の富永修先生にお越しいただき、ヒラメを例に挙げて、海の生き物たちは赤ちゃんの時、どんな姿をしているのか?、どんなものを食べているのか?、どこに住んでいるのか?などの話を伺いました。その後、チリメンの観察をとおして、海の中には魚やイカなどの子供たちがたくさんいて、それらは互いに関わり合いながら、それぞれ違った暮らしをしていることを学びました。講師の富永先生の前には、質問される方がずらりと並び、みなさんの熱心な様子が伺えました。また、「お店でみる魚にありがたみを感じました。」といった感想もいただきました。平成30年4月30日(月・祝)と6月9日(土)には、高浜町和田浜と小浜市西津浜で、富永先生を講師にお招きし、砂浜の生き物観察会を開催します。今度は「生」の魚の赤ちゃんが見られますので、ぜひご参加くださいね。
平成29年度の海浜自然センターの主催講座は、これで終わりになります。来年度も、楽しい海湖(うみ)の自然体験講座をたくさん準備お中です。ぜひ、ご参加ください。
2018年2月10日(土)、海浜自然センターにて海のふれあい教室「バイオイクラを作ってみよう」を開催いたしました。
週初めからの大雪で開催が心配されましたが、周辺道路や駐車場の除雪作業と数日間の晴天や雨で雪もかなりとけ、開催することができました。講師に福井県立大学海洋生物資源学部の神谷充伸先生をお招きし、まずは若狭湾で採れる海藻の紹介や身の回りで海藻成分がたくさん使われていることを解説してもらいました。次にゼラチン、寒天、カラギーナン、アルギン酸の成分を使ったゼリーにお湯をかけ、どう変化するか触って確かめ、アルギン酸の有用性を感じました。アルギン酸や絵の具を使ったカラフルな人工イクラを作りました。コツをつかむとたくさんの人工イクラを作ることができ、かわいい瓶に入れて持ち帰りました。
次回の海浜自然センター主催講座は2月18日に「チリメンモンスターを探せ!」を開催します。ぜひご参加ください。
11月19日(日)に海のふれあい教室「海の宝物発見!(ビーチコーミング)」&「漂着物アートに挑戦しよう」を開催しました。春に開館した美浜町エネルギー環境教育体験館きいぱすをお借りし、今年度も講師として漂着物学会会員の林重雄氏に来ていただいて、敦賀市白木浜でビーチコーミング、きいぱすで漂着物アートを行いました。
午前は講師から漂着物についての説明を聞いた後、白木浜に移動してビーチコーミングを行いました。降ったりやんだりの生憎の天候でしたが、カラフルな貝殻やウキ、玩具など様々な漂着物を発見!講師から個別に漂着物の詳細を教えていただき、初冬の海岸は宝物だらけであることを感じました。
午後は午前中に拾って洗浄・乾燥させた漂着物を使い、モビール作りに挑戦しました。漂着物をひもで固定し、流木に穴をあけて結び、バランスを考えながら調整します。最後に講師から一人一人作品の講評をしていただき、温かい雰囲気で終了しました。
参加者からは「毎年参加しているが勉強になる」「白木浜のおもしろさがよく分かった」「楽しくてまた参加したい」という感想が寄せられました。
10月22日(日)・10月28日(土)に当センターにて、海のふれあい教室「魚の解剖&試食体験」を開催しました。
はじめに、魚の特徴についてのお話を聞いていただき、 その後センター職員による魚の解剖実演をしました。今回使用した魚はツバス(40cmサイズのブリ)です。内臓の特徴やはたらき、人間との関連性を解説すると「なるほど」という声が聞こえました。実演後は参加者の皆さんも解剖を行いました。胃の中にはエサのアジやイワシが10数尾出てきて「これほどたくさん食べているのか」と驚きもありました。
解剖の後は調理タイムです。今回のメニューは「ムニエル」「酒蒸し」の2品です。講師として小浜市矢代の角野さんに来ていただき、魚を三枚に下ろす、皮をはがす、中骨をとって食べやすい大きさに切る方法を伝授していただきました。お手本を見せていただいた後に参加者の皆さんもやってみました。保護者のサポートを受けながら、子どもたちが一生懸命包丁を使って魚をさばきました。難しそうに見えますがやってみると意外と簡単、もっとやりたいという声も聞かれました。試食では皆さんから「おいしい」「家でもやってみたい」といった感想をいただきました。また、講座をとおして命の大切さ、食べることのありがたさも感じているようでした。