日曜日, 7月 1st, 2018
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スノーケリング指導者養成講座「自然観察法講習」を開催しました。
2018年6月23・24日(土・日)、スノーケリング指導者養成講座「自然観察法講習」を開催しました。今年度はオーシャンファミリー海洋自然体験センターの海野義明先生に来ていただき、講義と実習を行いました。
23日午前はベントス(底生生物)について講義をしていただき、センターの前浜から海に入り、観察を始めました。特に潜堤にはたくさんの生きものが見られ、参加したスノーケリング指導者のみなさんはスノーケリング講座で参加者にどう教えるかイメージしながら観察を行いました。午後は船で烏辺島へ渡り、食見海岸との違いを感じながら観察を行いました。センターへ戻ってから観察できた生きものについて海野先生から詳しく解説をしていただきました。その後国立若狭湾青少年自然の家へ移動し、夜の講義は昨年自然体験講座の研修に参加した方の報告と海野先生の自然体験活動で心がけていることなどをお話しいただきました。24日は食見海岸の磯で観察を行いました。2日間様々な場所で観察を行い、生きものの名前だけでなく特徴や観察のポイントなど多くのことを学びました。7月から始まるスノーケリング教室で役立てると思いますので、スノーケリング教室の参加者のみなさんはお楽しみに!
- ベントスについての講義をしています。
- 前浜から海に入りました。
- 潜堤で観察しています。
- 午後は船で烏辺島へ渡りました。
- 烏辺島でも観察を行いました。
- センターへ戻り、観察できた生きものの解説をしてもらいました。
- 夜は研修の報告や自然体験活動についての話をしていただきました。
- 翌日、食見海岸の磯で観察を行いました。
- 2日間で様々な生きものを観察できました。
観察できた生きものの一部
- アマクサアメフラシ
- ミル
- ベルリイソギンチャク
- ケヤリムシ
- アオウミウシ
- シロウミウシ
- ドチザメ
- クサフグ
- クロヘリアメフラシ
三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう」を開催しました。
2018年7月1日(日)、三方湖に流れ込む最大級に河川であるはす川で、三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう!」を開催いたしました。
地元で活動するハスプロジェクト推進協議会の方々や龍谷大学非常勤講師の上西実先生を講師に迎え、県環境政策課が実施するせせらぎ定点調査(水質調査)との合同開催となりました。海浜自然センターとしては、久しぶりのはす川観察会!どんな生きものたちに会えるのか、とっても楽しみにしていました。
水質調査では、COD(化学的酸素要求量。水質の指標の1つで、有機物が多く、水質が悪くなるほどCODが高くなる傾向がある。)が例年より少し高い場所も見られたものの、透視度は高く、講師の先生方にサポートいただき、興味深そうに透視度を覗き込む様子がみられました。生きもの観察では、魚が捕れるまで、何度も挑戦する様子や、お孫さんに魚の捕り方を教える姿が伺えました。
最後に、講師の先生方に捕まえた生きものについて教えていただき、私達のごく身近な川にも、たくさんの生きものたちが暮らしていることをみんなで確認することができました。
- 講座開始
- まずは水質調査から
- 透視度を測ってみよう
- 魚捕りの様子
- どんな魚が捕れたかな?
- 他にはどんな生きものがみられたかな?