7月, 2018
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海のふれあい教室「夏休みの由研究 海浜植物と標本作り」を開催しました。
2018年7月21日(土)、海浜自然センターで海のふれあい教室「夏休みの自由研究 海浜植物採集と標本作り」を開催いたしました。
毎年開催の講座で、今年度も多くの方にご参加いただきました。理学博士の早坂英介先生にお越しいただき、海浜植物の特徴や植物を採集する方法について詳しい解説をいただきました。次に食見海岸へ移動して植物を採集しました。できるだけ花や実がついている植物を採集する、球根がある植物は球根から掘り起こすように採集するなど、植物の種類によって異なる採集方法を具体的に教えてもらいながら採集を行いました。この日はかなりの高温であったため、磯場まで行った後にセンターへ戻って涼しい部屋で休憩後、今度は砂浜で採集を行いました。
午後からは標本を作るときのポイントを詳しく解説していただき、名前を調べて標本づくりに取り掛かりました。長い茎や葉はV、N、W字型に折り曲げて新聞紙に収めるようにする、たくさんある葉は枝や茎への付き方がわかるように切って数を減らすなど、これも植物の種類によって異なる標本の作り方を具体的に教えていただきました。
この日の講座はここまで、この先は自宅で植物を乾燥させてラベルを書き、乾いた植物を台紙に貼る作業が残っています。この方法も教えていただけたので、きっとうまくできることと思います。
- 植物の採集方法を聞いています。
- 種類によって異なる生態を教えてもらいました。
- 海岸の植物を採集しています。
- 標本の作り方を聞いています。
- たくさんのアドバイスをもらいました。
- 名前を調べたら、新聞紙に書き込んでおきます。
スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7/25)」を開催しました。
2018年7月25日(水)、海浜自然センターでスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう」を開催いたしました。
今年、2回目のスノーケリングの教室。朝一番「おはようございます!」と、みなさんの顔を見渡すと、ドキドキの期待と、上手に出来るかなぁといった少しだけ不安の入り混じった表情が見られました。さあ、今日はどんな生き物たちに出会えるかなっ?
「体調はどうですか?」、「今日の目標を教えてください!」グループごとに、リーダーの方たちとミーティングの後、ウエットスーツに着替えて、いよいよ海へ。
「気持ちいいー!」緊張がとけて、みなさん自然と笑顔になりました。
この日は、砂浜にヒメジがたくさんいて、みなさん夢中!実は、これ、みなさんに楽しく観察をしてもらいながら、リーダーさんたちは、マスクに水が入って来ないことや呼吸が出来ていることを確認してるんです。
磯に移動して、みんなで協力しながらイトマキヒトデやウミウシなどを観察したグループや、少しだけ沖の観察ポイントまで移動し、泳ぎに自身のついたグループもありました。どちらもすごいですね!
振り返りでは、「また、スノーケリングをやりたい!」という声が聞こえてきました。ぜひ、若狭の海に、またいらしてくださいね。
- 今日の体調チェック、少し緊張した様子
- フィンの使い方を習得中
- 海はやっぱり気持ちいい!
- みんなで覗き込んで、ヒメジを観察中
- 磯の生き物観察
- ふりかえり
9月にスノーケリングを追加開催します。こちらをご覧いただき、参加を希望される方はセンターまでお早めにお申し込みください。
スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7/22)」を開催しました。
2018年7月22日(日)、海浜自然センターでスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう」を開催いたしました。
今年初めてのスノーケリングの教室。今年も、たくさんの方々にスノーケリングを楽しんでいただけるかな?、いろいろな海の生きものたちに出会えるかな?
グループごとに、今日の体調についての話し合いや器材のチェックをした後は、いよいよ海へ!プッカリ浮かんで、ウエットスーツの浮力を確認した後は、海と一体化!普段の勉強や仕事、家事でのストレスも一気に吹き飛びますねっ。
かわいいウミウシもみんなで観察することができました。
- 器材の確認中
- マスクはフィット具合はどうかな?
- フィンの使い方を練習中
- ウエットスーツの浮力を確認
- 磯にはどんな生きものがみられるかな?
- ウミウシ観察中
9月にスノーケリングを追加開催します。こちらをご覧いただき、参加を希望される方はセンターまでお早めにお申し込みください。
平成30年度夏のイベント「海湖(うみ)の体験とナイトアクアリウム」を開催しました。
平成30年7月15・16日の2日間、夏のイベント「海湖(うみ)の体験とナイトアクアリウム」を当センターで開催いたしました。今年度2回目となるイベントは春のイベントに続き、「様々な体験を楽しむ」をテーマに、多くの講師の皆様にご協力をいただき、普段できない体験を用意しました。さらに1日目の夜は夜間開放を行い、夜の海湖を楽しむナイトアクアリウムも開催しました。
- ガラスフォトフレーム
- アイシングクッキー
- しじみつまみ
- デコパージュ石鹸
- はぴりゅうと写真を撮ろう!
- 海のフィギュア釣り・お菓子釣り
- フォトスタンド
- フラッグガーランド
- 鯛そうめんのふるまい
- ミニ苔玉
- レジンアクセサリー
- 磯観察
- 絵本パズル
- 革細工クラフト
- 魚さばきコーナー
- 魚焼きコーナー
- 乗船体験
- 鯛つかみ・すくい
- 絵本の読み聞かせ
- 流木ティースプーン
- クイズ大会
- ザリガニ釣り
- サンセットヨガ体験
- クラゲのお話
- 夜の館内探検ツアー
- 夜のクラフト講座(ミニハーバリウム)
ご来館いただき、ありがとうございました。次回のイベントは時期未定ですが、日程や内容等決定しましたらホームページに詳細を掲載します。お楽しみに!!
スノーケリング指導者養成講座「指導者基礎講習」を開催しました。
2018年6月30日(土)、スノーケリング指導者養成講座「指導者基礎講習」を開催しました。今年度も福井の海に親しむ会の前田和代先生と渡邉幸太先生に来ていただき、講義と実習を行いました。
午前中はスノーケリングとはどういうものか、リーダー・サブリーダーの役割、インタープリターとは何か、講座の流れについて講義を行い、食見海岸の陸上で動植物の観察を行いながら生きものの興味・関心を持つポイントや伝え方について実習を行いました。午後は伝え合うゲームを行なった後、スノーケル器材の使い方や指導上のポイントについて実習を行い、食見海岸でウエットスーツの浮力の役割やスノーケルクリアの方法を学び、プールでフィンの違いを学びました。
7月からスノーケリング講座が本格的に始まります。スノーケリング参加者に安全に海での活動を楽しんでもらえるよう、指導者のみなさんは講座に参加することでスキルアップを行なっています。今年度の指導者養成講座はこれで終了ですが、来年度も企画していますので、指導者を目指す方はぜひご参加ください。
- 講座の流れを学んでいます。
- 食見海岸の陸上で動植物の観察を行っています。
- 伝え合うゲームを行なっています。
- ウエットスーツの浮力を体感中。
- スノーケルクリアの確認を行なっています。
- フィンの違いを調べています。
スノーケリング指導者養成講座「自然観察法講習」を開催しました。
2018年6月23・24日(土・日)、スノーケリング指導者養成講座「自然観察法講習」を開催しました。今年度はオーシャンファミリー海洋自然体験センターの海野義明先生に来ていただき、講義と実習を行いました。
23日午前はベントス(底生生物)について講義をしていただき、センターの前浜から海に入り、観察を始めました。特に潜堤にはたくさんの生きものが見られ、参加したスノーケリング指導者のみなさんはスノーケリング講座で参加者にどう教えるかイメージしながら観察を行いました。午後は船で烏辺島へ渡り、食見海岸との違いを感じながら観察を行いました。センターへ戻ってから観察できた生きものについて海野先生から詳しく解説をしていただきました。その後国立若狭湾青少年自然の家へ移動し、夜の講義は昨年自然体験講座の研修に参加した方の報告と海野先生の自然体験活動で心がけていることなどをお話しいただきました。24日は食見海岸の磯で観察を行いました。2日間様々な場所で観察を行い、生きものの名前だけでなく特徴や観察のポイントなど多くのことを学びました。7月から始まるスノーケリング教室で役立てると思いますので、スノーケリング教室の参加者のみなさんはお楽しみに!
- ベントスについての講義をしています。
- 前浜から海に入りました。
- 潜堤で観察しています。
- 午後は船で烏辺島へ渡りました。
- 烏辺島でも観察を行いました。
- センターへ戻り、観察できた生きものの解説をしてもらいました。
- 夜は研修の報告や自然体験活動についての話をしていただきました。
- 翌日、食見海岸の磯で観察を行いました。
- 2日間で様々な生きものを観察できました。
観察できた生きものの一部
- アマクサアメフラシ
- ミル
- ベルリイソギンチャク
- ケヤリムシ
- アオウミウシ
- シロウミウシ
- ドチザメ
- クサフグ
- クロヘリアメフラシ
三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう」を開催しました。
2018年7月1日(日)、三方湖に流れ込む最大級に河川であるはす川で、三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう!」を開催いたしました。
地元で活動するハスプロジェクト推進協議会の方々や龍谷大学非常勤講師の上西実先生を講師に迎え、県環境政策課が実施するせせらぎ定点調査(水質調査)との合同開催となりました。海浜自然センターとしては、久しぶりのはす川観察会!どんな生きものたちに会えるのか、とっても楽しみにしていました。
水質調査では、COD(化学的酸素要求量。水質の指標の1つで、有機物が多く、水質が悪くなるほどCODが高くなる傾向がある。)が例年より少し高い場所も見られたものの、透視度は高く、講師の先生方にサポートいただき、興味深そうに透視度を覗き込む様子がみられました。生きもの観察では、魚が捕れるまで、何度も挑戦する様子や、お孫さんに魚の捕り方を教える姿が伺えました。
最後に、講師の先生方に捕まえた生きものについて教えていただき、私達のごく身近な川にも、たくさんの生きものたちが暮らしていることをみんなで確認することができました。
- 講座開始
- まずは水質調査から
- 透視度を測ってみよう
- 魚捕りの様子
- どんな魚が捕れたかな?
- 他にはどんな生きものがみられたかな?