12月, 2018
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海のふれあい教室「冬のお話会①イルカ」を開催しました。
2018年12月15日(土)に海のふれあい教室「海の生きものの不思議に迫る!冬のお話会①イルカ」を開催しました。
海浜自然センターでの開催は、久しぶりのお話会!第1回目は、福井県立恐竜博物館から一島啓人総括研究員にお越しいただき、イルカについてのお話を伺いました。
「イルカの体のつくりや、イルカとクジラは実は同じ(クジラの中で小さなものをイルカと呼んでいるだけ!)、イルカの祖先には、足があった!」という一島先生のお話に、参加者のみなさんは「へぇー!」と興味深く頷いておられました。
お話が終わると、次はビーチクラフトです。テーマはもちろん「イルカ」!どんな貝殻を使おうかな?材料を探す目も、みなさん真剣です。材料が選び終わったら、さっそく作品作りにとりかかります。
可愛くて、楽しいイルカがたくさん出来上がりました!最後に、一島先生から「みなさんの作品を見て、イルカそのものに注目して作る人と、イルカの周り(住む環境)に注目して作る人が見受けられた。そのものを知ること、それが住む環境を知ること、どちらもとても大切なことで、みなさんの作品が自然とそうなっていることに驚いた。これからも、そういう視点を持って、生きものをみてほしい。」と、心にじーんと響く講評をいただきました。
参加された方々からは、「イルカに興味はあったが、進化という視点では考えたことがなかったので、とても興味深かった。」といった感想をいただきました。
一島先生には、たくさんの質問にもお答えいただき、とても楽しい時間をみんなで共有することができました。次回は、2月24日「クラゲ」がテーマです。どんなお話が聞けるかな、次回も楽しみです!
- 講師の一島先生
- 先生のお話
- 材料選び
- イルカをテーマにしたビーチクラフト
- 可愛い作品が出来上がりました!
- なんとパキケタス!
三方五湖自然「バードウォッチング 冬 三方五湖のカモの種類を見分けよう」を開催しました。
2018年12月1日(土)、若狭町三方湖周辺にて、三方五湖自然「バードウォッチング 冬 三方五湖のカモの種類を見分けよう」を開催いたしました。
今年度3回目のバードウォッチング、三方五湖といえば大多数を占めるカモ類の観察シーズンとなりました。天候が心配されましたが、開催中は雨がほとんど降ることなく観察できました。参加者の皆さんに「経験者グループ」「初心者グループ」に分かれてもらい、それぞれのグループに講師である日本野鳥の会福井県嶺南ブロックの会員の皆さんに担当していただき、講座開始。経験者グループは里山里海湖研究所三方五湖自然観察棟デッキをスタートして湖畔沿いを歩き、はす川河口付近まで観察を行いました。初心者グループはカモの見分け方のレクチャーの後、実際に見られたカモがどんな種類か確認しながらゆっくり観察しました。両グループ合わせて23種類の野鳥を観察できました。最後に各グループごとに鳥合せ、全体で話をして終了となりました。参加者の皆さんから「初めて見る鳥もたくさんいて楽しかった」「詳しく説明していただき、見分け方がよく分かった」「普段川などで鳥を見るのが楽しみになった」といった感想が寄せられました。
- オリエンテーションの後、グループ分けを行いました。
- 経験者グループは先に外で観察を始めました。
- 湖畔沿いに歩きながら観察しています。
- 初心者グループは最初に見分け方のレクチャーを受けています。
- 講師の方からわかりやすく教えていただきました。
次回のバードウォッチングは1月19日(土)9:00~11:30、久々子湖周辺でカモ類を観察する講座を行います。ぜひご参加ください。
海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう2.若狭かき」を開催しました。
2019年2月9日(土)に海のふれあい教室「漁業に挑戦しよう2.若狭かき」を開催しました。
ずっとやりたかった漁業体験講座!初めての、開催となりました!テーマは、若狭かきです。
まずは、船に乗り込んで、カキ筏の見学からスタート。クレーンでカキの養殖ロープが吊るし上げられると、カキの大きさとインパクトの強さに、「おぉー!」と歓声が上がりました。
次は、作業小屋の見学です。ホタテの殻についた稚貝をロープに挟む作業や、大きく育ったカキをロープから外す作業、選別する様子など、一連の作業を見ることができました。作業の後は、カキ剥きに挑戦。ギュッと閉じられた殻を開けるコツを、漁師さんたちに教えていただきました。
続いて、福井県立大学の富永修教授より、小浜湾では湧き水が、カキにとって栄養豊富な餌料環境を作り出していることや、小浜市海のゆりかごを育む会の西野ひかるさんより、カキが育つ海の環境を守るため、高校生や漁業者、市民が協力してアマモ場再生に取り組んでいることを伺いました。
最後は、みなさんお待ちかね!カキの試食です。ニコニコしながら食べる様子からも、若狭かきがおいしいことが良く分かりました。
参加されたみなさんからは、「普段見ることができないので、とても貴重な体験となった。」、「これからスーパーで見かけたら、感謝して味わいたい。」、「海の多様性の高さに驚いた。」といった感想をいただきました。
漁業体験講座は、来年度も計画中です。ぜひ、ご参加ください。
- カキ筏の見学
- 吊るされたカキを見て、歓声が上がりました!
- カキをロープから外す作業
- カキ剥き体験
- 講師のお話
- カキの試食
「わくわく体験塾~若狭の歴史と自然で、学ぼう!遊ぼう!仲間と共に~」を開催しました。
2018年11月23~25日(金~日)、海浜自然センターを含む若狭の6施設が連携して「わくわく体験塾~若狭の自然と歴史で、学ぼう!遊ぼう!仲間と共に~」を開催しました。
県内だけでなく、滋賀県や京都府、愛知県の小学4年生から中学生まで男女合わせて32名の参加がありました。
1日目は福井県立若狭歴史博物館で開講式・アイスブレイクの後、館内を見学しました。その後バスで加茂北古墳を見学し、県内最大級の石室内部に入り、豪族の偉大さや昔の人の技術の高さを感じました。午後は国立若狭湾青少年自然の家で火おこし体験を行いました。弓きり式、まいぎり式の2種類を試しましたが、なかなか火がつかず、ボランティアやスタッフの手を借りて何とか火をつけることができました。薪を割って火をつけ、野菜を切ってカレーを作りました。苦労して作ったカレーライスは大変おいしく、満腹になりました。
2日目は午前中、海浜自然センターで魚の解剖・試食体験です。今回はマアジを使いました。胃を切り開くと小さなイワシがたくさん見つかり、いかに多くの餌を必要としているかが分かりました。その後3枚おろしに挑戦し、酒蒸しとムニエルに調理しておいしくいただきました。午後は若狭町気山の学びの森に移動し、林業体験を行いました。チェンソーを使って間伐を行い、森の手入れをすることの大切さを学びました。その後雑木林でネイチャーゲームを行い、晩秋の里山にいる様々な動植物を発見できました。最後に9月にできたばかりの年縞博物館へ移動し、説明を聞きながら館内を回って世界のモノサシと言われる理由を学びました。夜は三方青年の家でキャンドルサービスを行い、ボランティアの方によるゲームを楽しみました。
最終日は若狭三方縄文博物館を見学後、勾玉作りを行い、細部にまでこだわってすばらしい作品ができました。閉講式の前には活動発表会を行い、3日間のしめくくりとなりました。
今年度は11月下旬のため、例年とは違った活動内容でしたが、様々な体験を通して参加者の成長が感じられた、充実した3日間でした。
- 開講式
- アイスブレイク
- 若狭歴史博物館の館内見学
- 加茂北古墳の石室内部の見学
- 火おこし体験
- カレーの調理
- 薪を割って野外炊事
- 魚の解剖
- 魚の解剖
- 魚の調理
- 魚の試食
- 林業体験
- ネイチャーゲーム
- 年縞博物館見学
- 年縞博物館見学
- 一日の振り返り
- 食事の準備
- 縄文博物館見学
- 縄文博物館見学
- 勾玉づくり
- 勾玉づくり
- 活動発表会
- 達成証授与
- お世話になったボランティアのみなさん