降河回遊魚 一覧
※参加費は「お一人当たり×人数分」が必要です。
去年の9月に試しに海水の水槽であるふしぎな水槽内にウナギを入れてみたところ
海水に順応し、周りの海水魚と何変わりなくくらしています。
ウナギは産卵時期になると日本から2500km離れたマリアナ海溝で産卵し、
稚魚の時に北赤道海流、黒潮に乗って日本にたどり着いて川や湖でくらします。
淡水でも海水でも両方の環境で生活できるのがウナギの面白いところです。
今回ご紹介したウナギは、普段は底の給水用のパイプの中に隠れていますが、
15時ごろの餌やりの時に出てきて、餌のイワシを捕食します。
海水でくらしているウナギはめったに見られないのでぜひ御覧ください。
当センター1階「ふしぎな水槽」コーナーで展示しています。
三方五湖の一つである菅湖で捕れた甲長5㎝のモクズガニを展示しています。
はさみには細かい毛がびっしりと生えているので、英語ではMitten crab(手袋ガニ)と言われています。
食用として有名な上海蟹(チュウゴクモクズガニ)と同じ仲間なので美味しく食べることができますが、ベルツ肺吸虫という寄生虫がいることがあるので良く火を通すことが必要です。
水槽内では、水槽の中に入れた流木の影に隠れたり、時には写真のように流木に登っている様子も観察することができます。
当センター2階の「水月湖・菅湖の生きもの」に展示しておりますので、ぜひご来館ください。
