福井県海浜自然センター

福井県海浜自然センターは若狭湾国定公園の中にある、ご家族で体験学習が出来る入館無料の施設です。

8月, 2021

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スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7月23日)」を開催しました。

2021年7月23日(金)、海浜自然センター、食見海岸にてスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう!」を開催いたしました。

今回は、今年2回目の初心者向けスノーケリング教室です。今回も前回同様、親子ペア3組にご参加いただけました。スノーケルは全員初めてだそうです!

今回もみなさんぐんぐん上達し、ウェットスーツを着た1時間後には楽しく生きもの観察ができるようになりました。子供さんの元気がありすぎて、ついていく親御さんたちがヘトヘトになってしまう場面もありましたが、思い出に残る良い1日になったのではないでしょうか!
また、参加された方からは、「こんなに身近な海に生きものがたくさんいるとは知らなかった」、「ウニがたくさんいて良かった」などの感想をいただきました。次は経験者向けのコースにも参加していただきたいです。

スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7月11日)」を開催しました。

2021年7月11日(日)、海浜自然センター、食見海岸にてスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう!」を開催いたしました。

今回は、今年初の初心者向けスノーケリング教室です。今回は親子ペア3組にご参加いただけました。初めての方ばかりです。
はじめに講座室でオリエンテーションを行い、参加者とスタッフみんなで自己紹介をしました。そして今日の目標を決めた後はさっそくウェットスーツを着用!器材の使い方の説明と準備体操の後、前浜からエントリー。まずは浅瀬でウェットスーツの浮力体験です。それからスノーケルで呼吸をする練習、足ひれを使って泳ぐ練習・・と徐々にステップアップしていきます。1時間後には、初めてスノーケリングをする人も泳ぎに自信のなかった人もすごく上達しました。慣れたあとはたくさん生きものがいる磯場に移動です。習得したスノーケリング技術を活かしてウミウシや魚、貝、ウニなど様々な生きものたちと出会うことができました。

三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう」を開催しました

2021年5月30日(日)、若狭町はす川落合橋において、三方五湖自然教室「はす川の魚を観察しよう」を開催しました。

参加者14名、若狭町はす川の落合橋に集合しました。当日は晴れて川水も澄んでおり、観察日和となりました。はじめにハスプロジェクト推進協議会の森田さんより、川での魚や生きものの採集方法について説明があり、その後、みんなでタモ網をつかって生きもの調査を行いました。採集した生きものは種類ごとに分類し、ハスプロジェクト推進協議会の児玉さんより種類ごとに特徴や生態などをご紹介いただきました。魚はドンコやヨシノボリなどのハゼの仲間やウグイやオイカワなどの泳ぎ回るものなど様々な種類を観察することができました。ほかにも、サワガニやスジエビ、カワニナなどもおり、約20種類の生きものたちと出会うことができました。

観察された生き物
魚:アユ、オイカワ、ウグイ、カジカ、ドンコ、ゴクラクハゼ、ヨシノボリ、カマツカ、ドジョウ
甲殻類:サワガニ、スジエビ
その他:カワニナ、ヤゴ、ヒル、オタマジャクシなど

三方五湖自然教室「バードウォッチング ⑤春 若狭湾 海の鳥 船上観察会」を開催しました。

2021年3月7日(日)、海浜自然センター、食見海岸にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング ⑤春 若狭湾 海の鳥 船上観察会」を開催いたしました。

船上での観察会を予定していましたが、当日の天候により陸上での観察会となりました。最初に講師の日本野鳥の会福井県嶺南ブロックの方から海の鳥、特にアビ類のお話をしていただきました。講師の方が事前に用意してくださったアビ類の潜水している動画も見せていただきました。次々と潜っては想像もつかない場所から頭を出す姿に皆さん、びっくりしていました。3種類のアビ類、アビ、オオハム、シロエリオオハムの見分け方と特徴について教えていただきました。その後に、センター外の松林で観察を行いました。海岸から、海上のヒメウやアビ類を双眼鏡、フィールドスコープで観察しました。松林でも数種類の小鳥を見ることができました。「船に乗れなかったのは残念ですが、ヒメウが見れてよかったです。」「勉強になり楽しかったです。」などの感想が寄せられました。

 

海のふれあい教室 「若狭湾の貝殻クラフトをやってみよう」 を開催しました。

2021年1月24日に海浜自然センターで海のふれあい教室「若狭湾の貝殻クラフトをやってみよう」を開催いたしました。

今回の、クラフト講座「若狭湾の貝殻クラフトをやってみよう」では、主に若狭湾の海岸で集めた貝殻を使って作品を作っていただきました。大きなアワビ、カキの貝殻から、薄くてきれいなナミマガシワ、巻貝のツメタガイなどなど形も色も、大きさも様々な貝殻に皆さん驚きを隠せないようでした。何よりも、これだけの種類の貝が若狭湾に打ち上げられるということに驚いたようです。作品作りの前に、貝という生きものについてのお話も聞いていただきました。「実は、貝って・・・イカやタコの仲間なんですよ。」というお話から始まって、「貝は、何を食べているのでしょう?」「貝の寿命は?」などクイズに答えていただきながら、貝について知ってもらいました。皆さん、知れば知るほど、貝の不思議に驚かされてようです。「今回参加して、楽しかったです。思い出も持ち帰ることができました。」などの感想が寄せられました。

三方五湖自然教室「バードウォッチング③冬 久々子湖ビギナーのための探鳥会」を開催しました。

2021年1月16日(日)、美浜町久々子湖周辺にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング③冬 ビギナーのための探鳥会in久々子湖」を開催いたしました。

今年度2回目のバードウォッチング。今回は久々子湖周辺でカモ類を中心に観察を行いました。

天気は雨、傘をさしての探鳥会となりました。オリエンテーションの後、久々子湖の北側へバスで移動した後に探鳥会を開始しました。マガモ、コガモ、カルガモ、ハシビロガモなど8種類のカモを観察しました。それぞれの特徴やオスとメスの見分け方などバードウォッチングを楽しむコツも伝授していただきました。カンムリカイツブリが魚を探して30秒以上も潜水する様子に参加者の方々は驚きの声を上げていました。「雨でしたが、参加してよかったです。色々な鳥がいて楽しかったです。」「美浜町は自然が豊かだということを実感できた。この自然環境を大切にしたい。」「雨の中でしたが、鳥の名前を知れて良かった。アトリが印象的でした。」などの感想が寄せられました。

 

 

 

三方五湖自然教室「バードウォッチング② 冬 三方湖ビギナーのための探鳥会」を開催しました。

2020年12月1日(日)、若狭町三方湖周辺にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング ②冬 ビギナーのための探鳥会in三方湖」を開催いたしました。

今年度2回目のバードウォッチング。今回は三方湖周辺で渡ってきたばかりのカモ類を中心に観察を行いました。

天候に恵まれた快晴の絶好の探鳥会日和でした。オリエンテーションの後、いくつかのグループに分かれ、観察を始めました。グループごとに双眼鏡の使い方を教えていただいた後に、湖畔を散策しながら、マガモなどを観察しました。自然観察棟の中の   フィールドスコープから、湖上の杭の上に止まっているミサゴを観察することができました。ミサゴは足でしっかりと魚を捕まえ、他の鳥に魚を横取りされないように周囲を見張りながら捕食していました。ミサゴは無事に食べ終えて飛び立っていったようです。もちろん、マガモ、カルガモ、コガモなどのカモも観察することができました。フィールドスコープで捉えたマガモの頭部は美しい深緑色をしており、感嘆の声をあげながら観察していました。約1時間の観察の後はお楽しみ、焼きたて熱々の焼き芋をふるまいました。参加された方から「道具を持っていなくても貸していただいて貴重な体験ができました。」「大人こそ、三方五湖の自然の貴重さを学ぶよい機会になりました。」「身近にある自然の楽しみ方を教えて頂きました。」などの感想が寄せられました。

 

 

 

スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催しました。

2021年6月12日(土)、食見海岸、烏辺島にて、スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催いたしました。

昨年度はできなかった「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を今年は開催することができました。今年は、スノーケリングをしながら海中のゴミを拾う「海中クリーンアップ」と食見海岸のゴミを拾う「陸上クリーンアップ」の2つを開催しました。

「陸上クリーンアップ」には、小学生、福井工業大学で学ぶ留学生、一般の方と幅広い世代の方が参加してくれました。天気にも恵まれた中、黙々とゴミ拾いをしました。砂に埋もれた太い縄を引き抜くの苦戦しました。最後には、スコップで砂を掘ってから引き抜くことができました。縄が1mと深くまで埋まっていたこと、ゴミを捨てると砂に深く潜ってしまうこと、何年も分解されることなく残り続けることなどを知ることができました。

「海中クリーンアップ」は、午前中は食見海岸の海中清掃を行い、午後からは船で烏辺島に移動し清掃を行いました。今回の参加者はスノーケリング指導者や経験豊富なベテランさんばかりで、次々と海中からゴミが引き上げられ、帰りの船には写真のとおり、大きな容器にゴミがいっぱいです。参加者、職員ともに海が綺麗になって達成感いっぱいで帰航しました。

ゴミの多くはプラスチックで、海洋を漂っているうちに砕けて細かくなっていきます。今回、発泡スチロールのゴミをよく見かけました。発泡スチロールは、ミリ単位の細かい粒になって海面を漂っていて、回収が困難でした。プラスチックゴミは、小さくなってもいつまでも残り続けます。生物由来の物と違い、分解されることはありません。また、釣り糸や針なども回収しました。とがった針の先を見ると海の生きものへの影響を考えずにはいられません。こういったゴミの多くは人間の生活から出された物です。ゴミをできるだけ捨てない、減らすように工夫する、捨てるときはゴミ箱に確実に捨てるなど意識を少し変えるだけで海岸はきれいになります。スノーケリング自然教室に参加してくださる方にもこうした海の環境について学んでもらいたいと思います。

スノーケリング指導者養成講座②「スキルアップコース」を開催しました。

2021年6月26・27日(土・日)、食見海岸にてスノーケリング指導者養成講座②「スキルアップコース」を開催いたしました。

今年度2回目の指導者養成講座はスノーケリング時における安全管理や自然観察がテーマです。

1日目午前中は、安全管理講習としてライフセーバーインストラクターの須藤さんより心肺蘇生法やAEDの使用方法についてご指導いただきました。参加者さんたちだけでなく、スノーケルの指導者たちも新型コロナウイルスの感染が心配です。コロナ禍で主流となりつつある救命方法についてもご指導いただき、大変学びの多い時間となりました。

午後からは、あわしまマリンパークの白井さんよりスノーケリングによる自然観察方法についてお話頂きました。その後センターの前浜に移動して海に入り、観察や指導の際のポイントのほか、食見海岸に生息する生きものの生態などをたくさんご紹介いただきました。当初予定していた宿泊の形での開催は中止となりましたが26日、27日ともに開催し、翌日は観察場所を変えて磯場で観察しました。

これまで何度もリーダーとして活動頂いているベテランさんたちにとっても新しい発見がたくさんあったようです。
いよいよ7月からスノーケリング教室が本格的に始まります。スキルアップしたリーダーさんたちからの解説が楽しみですね。

 

スノーケリング指導者養成講座「入門コース」を開催しました。

2021年6月19日(土)、海浜自然センター、食見海岸にて、スノーケリング指導者養成講座①「入門コース」を開催いたしました。

この講座は、スノーケリング教室のリーダーを養成するための講座です。
昨年は開催できなかったため2年ぶりの開催です。今回はスノーケリング指導未経験の方からベテランさんまで広くご参加いただきました。また、職員もブランクがあるため一緒に参加させていただきました。

講師は福井の海に親しむ会でスノーケリングリーダーをされている前田氏と渡邉氏。午前中はスノーケリングリーダーの役割や技術指導のポイントなどについてお話いただき、午後からは実際の教室の流れに沿って海に入り、指導いただきました。どうすれば初めてスノーケリングをする方に上手になってもらえるか、楽しんでもらえるか・・など、大変学びの多い場になりました。

また、今年は新型コロナウイルス対策も必須です。実はスノーケリング教室の開催については募集の始まる6月の直前まで議論していました。海に入るとき以外はマスクを着用することだったり、感染リスクをバディ内に留めるためのバディ申込制(2人1組での参加受付)、対面での指導を減らすための動画作成など、いろいろなことを検討し、準備をし、教室の開催が可能という判断に至りました。感染拡大の状況次第では、お住まいの地域によって参加できなくなったり、教室そのものが中止となる場合もある中での開催となりますが、7月より本格的に始まる教室では、より多くの方にスノーケリングを楽しんでいただければと思います。

海浜自然センターでは毎年シーズン前に、こうした指導者養成講座を開催しています。指導者としての活動に興味のある方はぜひご参加ください。海や生きものに興味のある方は、教室を通じてたくさんの人にその楽しさを教えていただければと思います。

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