カサゴ目 一覧
※参加費は「お一人当たり×人数分」が必要です。
12月10日、若狭町世久見の定置網で全長40㎝のクサウオが捕れました。
この大きなオタマジャクシのような魚は、元々水深100mぐらいの海底で、エビ類や魚類を食べているのですが、12月~3月になると、産卵のため浅いところに移動する習性があり、定置網に捕まったようです。
名前の由来は、石川県加賀地方ではつまらないものやイヤなものを「くさい」といい、それがなまって「クサイウオ」から「クサウオ」になったとされています。
しかし、頭でっかちで小さな目をしたこの魚をみた女性職員の第一声は、「めっちゃ可愛い!」でした。
特に愛きょうのあるお顔は、一見の価値ありです。
冬の寒い時期にしか見られない魚ですので、ぜひご覧ください。
当センター1階の「ふしぎな水槽」に展示しております。
※2015年1月12日に展示終了いたしました。


2014年11月28日、世久見で全長7㎝ホウボウの幼魚が捕れました。
緑色をしている翼のような胸びれは、鮮やかな青色で縁どられ、
後半部には青白い斑点がいくつもあってとてもきれいです。
さらに胸びれの一部が脚のようになっていて、海底を方々(ほうぼう)歩き回ることから「ホウボウ」と名付けられたといわれています。
また、浮き袋を使って「グーグー」と鳴くことができるので、その浮き袋を「鳴き袋」と呼びます。
ホウボウがチョコチョコと底を歩く姿や、きれいな胸びれを広げて泳ぐ姿を皆様もぜひ観察してみてはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示してあります。
※ホウボウの幼魚展示は2015年3月3日に終了いたしました。
