8月, 2021
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海のふれあい教室 「夏休みの自由工作 ビーチクラフトをやってみよう」 を開催しました。
2021年8月1日に海浜自然センターで海のふれあい教室「夏休みの自由工作 ビーチクラフトをやってみよう」を開催いたしました。
最初に、センター職員から、海岸に流れ着く漂着物についてお話をしました。漂着物には、シーグラス、貝殻、流木などがあります。流木やシーグラスを拾い集めてクラフトの材料にしている方もいらっしゃいます。しかし、漂着物の中には、シーグラスなどと違って歓迎されない物もあります。人の暮らしの中で使われたペットボトルなどのプラスチック製品が捨てられて、最終的に海岸にたどり着いた物、海ゴミです。海ゴミが海洋の生きものに与えている影響などの話もさせていただきました。その後に、貝殻、シーグラス、木の実などを使ったビーチクラフトを開始しました。今年は、貝殻、シーグラス、木の実を糸で吊るして揺れる作品がたくさん完成しました。ご自分で箱やコルクボードなどを持参し、色々な貝殻で飾り付け世界に1つだけの宝箱を作られた方もいらっしゃいました。「集中して作品を作ることができ良い時間を過ごせました。」「宝物ができました。」「海ゴミの話が心に残りました。海ゴミ問題について考えることができました。」「プラスチックゴミについて、考えていかないといけないですね。」などの感想が寄せられました。
- 工夫を凝らした作品を作っています。
- 材料を選びます。
- 貝殻、シーグラスで飾りけました。
- とても楽しい作品ですね。
- 作品を制作中
- 貝殻、シーグラスで夏のリース完成!
海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
2021年7月3日(土)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻採集と標本作り」を開催しました。
昨年度は開催できなかった「海藻採集と標本作り」ですが、今年は開催することができました。2年ぶりの開催となりました。福井県立大学海洋生物資源学部の吉川伸哉先生にお越しいただき、海藻の種類、海藻が私たちの生活に幅広く利用されていること、幾つかの海藻の名前の由来、標本の作り方について教えていただきました。今回は、食見海岸の磯場は波が高く、採集を断念しました。前浜で採集を行いました。最初に船を繋いであるロープにくっ付いている海藻を採集しました。その後に前浜で膝上まで海に入りながら採集しました。岩についているアオサをへらで丁寧に採集していきました。今年は開催時期が遅く、海藻の種類が少なかったのですが、アオサを中心に数種類採集できました。センターへ戻って着替えを済ませた後、昼食を挟んで午後からは標本作りを行いました。吉川先生に海藻の名前を教えていただき、海藻を紙の上で広げて、吸水紙や新聞紙を使って標本にしていきました。きれいな標本になるように丁寧に広げていきます。ミルをきれいに円形に広げている方もいらっしゃいました。段ボールと新聞紙に挟んだ後は、紐で縛って持ち帰りました。風を当て乾燥させ、ラベルに、和名、学名、採集地などを記入すれば完成となります。皆さん、完成させたら、一度じっくりと自分の作った標本を観察してみてくださいね。
- 磯場を見に行きました。波が高いためここでのサンプリングは断念しました。
- 海水中のロープを引っ張り上げると、海藻がびっしりと!!
- 浜で、緑藻を採集しました。
- 数種類の緑藻を採集しました。
- 海藻標本作りスタート
- ケント紙の上に海藻を広げていきます。
- きれいに広げます。
- 完成しました。
海のふれあい教室「夏休みの自由研究 海浜植物採集と標本作り」を開催しました
2021年7月22日(木)、海浜自然センター、食見海岸にて海のふれあい教室「夏休みの自由研究 海浜植物採集と標本作り」を開催いたしました。
夏休みの自由研究お助け講座「海浜植物採集と標本作り」を開催しました。今年も講師に早坂先生に来ていただきました。植物の採集の仕方や標本の作り方を教えていただいた後に採集を開始しました。朝から、快晴のため、大変暑い半日でしたが、日陰で休んだり、水分を補給したりしながら採集を行いました。先生に教えていただいたように、花や実がついた植物を採集していきました。カワラナデシコ、ハマゴウなどをセンター付近で採集した後に、磯場で実を付けている樹木からも採集しました。キリに加え、今年は、マユミという植物の実も採集することができました。一旦、センターへ戻り休憩をとってから、浜での採集も行いました。アメリカネナシグサ、クマミズキなどを採集してセンターへ戻りました。昼食休憩後に、標本作りに取り掛かりました。余分な葉はカットすること、長い茎はN字に折ること、花は開いた状態にすること、葉の表と裏が見えるようにすることなど標本作りのコツを教えていただいた後に標本作りを開始しました。
この後は、吸水用の新聞紙を取り替えて植物をしっかりと乾燥させてから、台紙に貼りつけます。植物名を記したラベルを貼れば完成です。参加者からは、「植物の名前や特徴を知ることができて楽しかった。」などの感想が寄せられました。
- 標本の作り方を教えていただきます。
- 標本作りのコツもお聞きしました。
- 採集のコツを聞きました。
- 青い花が咲くハマゴウを採集しました。
- センター付近での採集の様子
- キリ、マユミの実を採集します。
- 浜でも採集しました。
- たくさんの植物を採集しました。
- 名前を調べて記録します
- 形を整えていきます。
三方五湖自然教室「バードウォッチング① 初夏 さえずり探鳥会in三方石観世音」を開催しました。
2021年5月24日(日)、若狭町石観世音周辺にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング 初夏 さえずり探鳥会in三方石観世音」を開催いたしました。
今年度初のバードウォッチング。今回は、初夏の風のもと、三方石観世音で開催しました。鳥のさえずりが聞こえるなか、オリエンテーションを行い、講師を務めてくださる日本野鳥の会福井県嶺南ブロック会員の方を紹介しました。10名もの会員の方が講師として来てくださいました。バードウォッチングのコツをお聞きした後に、各グループ毎にバードウォッチングをスタート!三方石観世音を目指して坂道を登っていきます。ソメイヨシノ、ウワズミサクラなどの花を見たりしながら登っていきました。鳥のさえずりがする方向を見ると、木の枝に止まっているのは、サシバでしょうか。双眼鏡で確認をします。石観世音本殿で休憩をとった後に、もう少し上り奥の院を目指しました。今回の探鳥会では、アオバト、サシバ、オオルリ、イトヒヨドリ、ヤマガラなどのさえずりを聞くことができました。参加者の方から、「鳥だけでなく、木などの植物の名前も教えてもらえて良かった。」「アオバトやサシバを見れて良かった。」などの感想が寄せられました。
- 鳥のさえずりを聞きながら、オリエンテーション
- 探鳥会へ出発!
- 少し登れば早朝の清々しい空気が待っていました。
- 石観世音本殿を目指して歩いていきます。
- 耳をすませばさえずりが聞こえます。
- 鳥以外に植物についても教えてもらいました。
海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!海藻とは何か?地球上で最もはやく誕生した植物について知ろう」を開催しました。
2021年7月4日(日)、海浜自然センターと食見海岸で海のふれあい教室「早めに自由研究スタート!、海藻とは何か!地球上でもっとも早く誕生した植物について知ろう」を開催しました。最初に、東京海洋大学の神谷充伸先生から、海藻について講義をしていただきました。お好み焼きにかけるアオノリや寒天の原料となるテングサ、それ以外にもたくさんの海藻が私たちの知らないところで使われていることに皆さん、驚いたようです。センター職員が事前に用意しておいた海藻を実際に手に取って見ていただきながら、神谷先生の解説を聞いていただきました。ツルツルした海藻、ぬるぬるした海藻、うちわに似た形の海藻など10種類位の海藻を見ていただきました。その後に、海藻と陸上植物との違い、海藻の色と太陽の光の関係、それぞれの海藻が生息している場所と海藻の色との関係などのお話を聞きました。講義の後に、先ほど観察した海藻を標本にしていきました。水の中で丁寧に広げて新聞に挟み完成させていきました。標本の乾燥方法、ラベルの作成方法、世界の博物館の海藻標本のお話などを教えていただきました。「海藻には色々な特徴がありおもしろかった。」「標本作りがおもしろかった。」「自然を守っていきたい。」などの感想が寄せられました。
- カラフルな海藻の秘密に迫ります!
- 海藻は多様性に富んでいます。
- 海藻を見て、触れて、匂いをかいで体感します
- 標本作りもしました
- 水の中で丁寧に広げます。
- ミルをきれいに広げました。
三方五湖自然教室「バードウォッチング 冬 三方湖オジロワシとハクチョウ」を開催しました。
2021年2月7日(日)、若狭町三方湖・鳥浜水田にて、三方五湖自然教室「バードウォッチング 冬 三方湖オジロワシとハクチョウ」を開催いたしました。
今年は、非常に多くのハクチョウ類が若狭町の水田に越冬してきていました。最盛期では100羽近い数のハクチョウ類を見ることができました。また、オジロワシも三方湖上空に姿を現していました。探鳥会への期待も高まる中での開催になりました。当日は、海ワシ調査も行われ、野鳥の会会員の方々が、朝早くからオジロワシを探していました。オリエンテーション後、三方湖船小屋付近でオジロワシ発見の一報が入り、移動しました。三方湖を見下ろす山の樹上に止まっている姿を見ることができました。双眼鏡で観察した後に、フィールドスコープで見ると時々首を動かしたりしながら、湖を隅々まで見張っているような様子を観察することができました。野鳥の会の方々も、参加者の方々も歓声を上げながら観察を続けました。その後、鳥浜の水田へ移動して、ハクチョウを観察しました。多くのコハクチョウの中に何羽かオオハクチョウが混じっていました。観察終了後は、自然観察棟へ戻り、三方湖の自然環境についてのお話をいただきました。参加された方から「オジロワシを今年ははっきりと大きく見ることができた。初めて三方湖で見ることができてよかった。」「鳥が来るかどうかは、エサの取りやすさによると聞いて考えさせられました。」「三方湖の自然っていいですね。」といった感想が寄せられました。
- この山にオジロワシが!!
- スマホで撮ったオジロワシ!
- フィールドスコープで撮ったオジロワシ!!
- オジロワシについてのお話を聞きました。
- ハクチョウ観察の様子です。
- 点々と見える白いのがハクチョウたちです。
- オジロワシは羽を広げるとこれぐらいの大きさです。
スノーケリング自然教室「経験者におすすめ!海域公園スノーケリングを楽しもう(烏辺島)」を開催しました。
2021年8月1日(日)、海浜自然センター、烏辺島にてスノーケリング自然教室「経験者におすすめ!海域公園スノーケリングを楽しもう」を開催いたしました。
当日は快晴で波は穏やか、海はとても透き通っており、絶好のスノーケリング日和となりました。はじめに、いっしょに烏辺島スノーケリングを楽しむメンバーみんなで自己紹介をしました。軽く昼食をとったあとはウェットスーツに着替えて船で烏辺島に出発!透き通った海を目にして参加者スタッフともにテンションがあがります!準備をととのえ、スノーケリングをはじめました。
烏辺島ではアオウミウシやリュウモンイロウミウシ、アメフラシ、そのほかにもイカの子供など、たくさんの生きものたちを観察することができました。
- 烏辺島が見えてきました
- スノーケリング開始!
- 島の周囲を観察します。
- 気持ちよさそう!!監視船の上は暑かったです。
- リュウモンイロウミウシ
スノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう(7月31日)」を開催しました。
2021年7月31日(土)、海浜自然センター、食見海岸にてスノーケリング自然教室「初心者におすすめ!スノーケリングをマスターしよう!」を開催いたしました。
今年3回目の初心者向けスノーケリング教室です。
今回はスノーケリング中にたくさんの生きものたちを観察できたのでご紹介したいと思います。
- サラサウミウシです!
- 実はこれもウミウシの仲間
- 脚をいれても4cmくらいの小さなカニ
- 海藻??よく見るとカニです。
参加者さんたちからは、「海の中の生きものの名前が分かってよかった」、「とても貴重な体験になった」などの感想をいただきました。スノーケリング中はキヌバリやヘビギンポなどの魚類も見かけます。次もまた新しい生きものが見つかるといいですね。
三方五湖自然教室「南川の魚を観察しよう」を開催しました
2021年7月30日(金)、おおい町の南川で三方五湖自然教室「南川の魚を観察しよう」を開催しました。
19名が参加され、おおい町名田庄小倉あきない館駐車場に集合しました。この日は猛暑の中での開催となったため、川の水がとても気持ちよく感じられました。
はじめに試薬や透視度計を使って水質調査を行い、その後、南川に入って生きもの調査を行いました。
生きもの調査では、カジカやアカザ、シマドジョウのほか、サワガニなどきれいな川に棲む水生生物が数多く観察できました。生きもの調査の後、講師のNPO法人 森林学校 森んこ 代表の萩原さんより南川に生息する生きもののことや、森が魚の棲む場所にとって重要な役割を担っていることなどたくさんのお話をいただきました。
参加者からは「たくさんの生きものがずっと棲めるようにしていきたい」、「普段見れない川魚を見れて勉強になった」 といった感想がありました。
- まずは、森んこ代表 萩原さんのお話
- 水質調査中!
- 生きもの採集中!冷たくて気持ちいい
- 採集されたヨシノボリたち
- 捕まえた!
海のふれあい教室「夏の砂浜で生きものを観察しよう」を開催しました
2021年7月24日(土)小浜市の西津浜において、海のふれあい教室「夏の砂浜で生きものを観察しよう」を開催しました。
参加者15名が会場の小浜市の若狭高等学校海洋キャンパスに集合しました。
この日は全国トップクラスの猛暑となる中での開催となりました。
この講座は長年、若狭高校生(旧小浜水産高校生)たちが中心となって続けてきた調査をもっと多くの人にも関わって頂きたいということで始まりました。過去から現在に至るまで、発見される生きものを記録し続けることで見えてくるものがあるかもしれません。
講座では、福井県立大学の学生さんや若狭高校の生徒さんたちが中心となって調査や解説を行いました。学生さんたちの声かけのもと、キャンパス前の西津浜に移動し、ケタ網と呼ばれる網口1.5m程度の大きな網をみんなで引いて生きものを採集しました。採集した生きものは海洋キャンパスに持ち帰り、種類を判別し、大きさや重さの測定を行いました。
今回はマハゼやヒナハゼといったハゼの仲間やコウイカの赤ちゃんなど、様々な生きものが採集されました。秋の調査ではまた違った生きものが見つかるかもしれません。
参加者からは、「普段見かけない魚や水族館でしか見たことないクラゲやイカが採れて感動した。」「網を引くのが楽しかった」といった感想がありました。
- 調査のお話
- 調査場所へ移動!西津浜は快晴です。
- みんなで網引き開始!
- 観察会の風景
- なにが採れたかな??
- 採集されたマハゼ
- 小さな魚を計測中!