福井県海浜自然センター

福井県海浜自然センターは若狭湾国定公園の中にある、ご家族で体験学習が出来る入館無料の施設です。

土曜日, 6月 16th, 2018

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スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催しました。

2018年6月16日(土)、スノーケリング自然教室「みんなで環境美化!海域公園クリーンアップ」を開催いたしました。

2018年度のスノーケリング教室も、このクリーンアップからいよいよ幕開けです。午前中は食見海岸、午後は船で烏辺島に渡り、清掃をする予定でしたが、波が少し高かったため、食見海岸のみの清掃となりました。

海中を清掃するグループと、海岸の清掃をするグループに分かれて活動を開始しました。海中はゴミが少なかったものの、海岸には国内外を問わず、ビニール袋やペットボトルなどの家庭から出たであろうと思われるプラスチックゴミや、漁網や浮きなどの水産業関連のゴミ、苗ポットなどの農業関連のゴミが多くみられました。

参加者のみなさんの頑張りのおかげで、食見海岸はとてもきれいになり、地元の区長さんからは、お礼の言葉をいただきました。これで夏を迎える準備も万端!といった具合ですが、その反面、近頃、問題視されている海で起こっているプラスチックゴミ問題が、本当に深刻であることがよく分かりました。海浜自然センターでは、海の楽しさを伝えるのと同時に、ゴミの問題のこともしっかりお伝えしていきたいなと改めて感じました。

クリーンアップに参加していただいたみなさま、どうもありがとうございました。

 

海のふれあい教室「初夏の砂浜で生きものを探してみよう」を開催しました。

2018年6月9日(土)、小浜市西津浜で、海のふれあい教室「初夏の砂浜で生きものを探してみよう!」を開催いたしました。

まず、福井県立大学海洋生物資源学部の富永修先生から、講座を行うことの意義や環境について知ることの重要性を教えていただきました。
次に浜へ移動し、水深を変えて海水の塩分濃度の測定を行い、濃度差から水深によって棲む魚の種類が違うことを学びました。
そして生きもの採集です。みんなで小型の地引網を引っ張り、網の中をタライに出してみると・・・魚やエビが何種類も出てきてビックリ!さらに手網で生きものを捕まえた人もいました。
最後に何が採集できたか調べ、富永先生に解説をしていただきました。生きものだけでなく、生態や研究、若狭のおいしい魚の話まで大人も子どもも楽しめる話に夢中になりました。
参加者からは「短い時間でも多数の生きものが採集できて驚いた」「環境を守る大切さがよく分かった」といった感想をいただきました。

<観察できた生きもの>
ヒイラギ、ヒモハゼ、ヒメハゼ、ダイナンギンポ、ボラ(幼魚)、イシガレイ、マハゼ(幼魚)、エビジャコ、テッポウエビ、イソスジエビ、クルマエビの仲間(稚エビ)

西津浜での生きもの観察ですが、3ヶ月に一度、市民参加型の調査が行われています。どなたでも参加できます。次回の日程が決定次第お知らせしますので、今回参加できなかった方も、また参加したい方もぜひご参加ください。

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