小型 一覧
※参加費は「お一人当たり×人数分」が必要です。
6月4日に若狭町世久見の定置網で全長約5cmのマサバ幼魚の群れが捕れました。
マサバは、動物プランクトン、小魚など小動物を捕食します。
また、多量に漁獲されるので食卓によく上がる魚です。
今年は定置網でよく捕れており、マサバの幼魚も捕獲されました。
幼魚を生きたまま捕獲できることは珍しく、今回初めて展示することができました。
この機会にぜひ間近で展示中のマサバをご覧になられてはいかがでしょうか?
当センター1階「屋外水槽」にドチザメやマアジなどの魚と一緒に展示しております。
※2015年8月8日に展示終了いたしました。


三方五湖の一つである三方湖で捕れた全長9㎝のウキゴリを展示しています。
ウキゴリは、淡水にすむ肉食性のハゼの仲間です。
ハゼの仲間の多くは水底にお腹を付けて生活しますが、このウキゴリは水底から離れてふわふわ泳ぐ習性があります。
この様子から「浮きゴリ(ゴリはハゼのことです)」と呼ばれるようになりました。
水槽内では、写真のように水槽の上層で、ふわふわ泳ぐ様子を観察することができます。
当センター2階の「三方湖の生きもの」に展示しておりますので、ぜひご来館ください。

全長約6cm。トルコなど西アジアの川や水温37℃までの温泉にすむ淡水魚です。
口が吸盤のようになっており、石に付いたコケをなめるように食べます。
人の皮膚の古い角質をついばみ皮膚病を治すといわれていることから、ドクターの名がついています。
1月28日から当センター2階の「企画展示室」に展示してあり、水槽に手を入れることができるようになっております。
ぜひ、ガラ・ルファが手の角質をついばむ、不思議な体験をしてみてはいかがでしょうか?
とっても気持ちいいですよ!


2014年12月9日、若狭町世久見の定置網で、全長15㎝のゲンロクダイが捕れました。
名前にタイとついていますが、日本海に生息している唯一のチョウチョウウオの仲間で、他のチョウチョウウオより低温に強い魚です。
とがった口で小さな甲殻類やプランクトンを食べ、いつもはとても深いところにいますが、水が濁ると水深10m位まであがってきます。
当センターに7年間勤務している職員でも、過去に1回しか見たことがないほど珍しい魚ですので、皆様もぜひご覧になってはいかがでしょうか?
当センター2階の「若狭湾を彩る小さな生きもの」に展示しております。
※2015年3月31日に展示終了いたしました。

2014年9月16日美浜町沖の定置網にかかっていたヒナコバン(全長18㎝)を譲り受けました。
頭に小判のような吸盤を持ち、カジキになどの大型魚にくっついて、大型魚の食べかすを餌にします。コバンザメの仲間では最も小さいです。
また、8月中旬に展示していました珍しいアメフラシの仲間、ショウワアメフラシ(体長15㎝)が9月19日、またもや若狭町沖で捕獲されました。現在、ヒナコバンは2階アマモ水槽に展示しています。なかなか見られない生き物なので、ぜひご覧ください。
※ショウワアメフラシの展示は2014年10月1日に終了いたしました。
※ヒナコバンの展示は2014年10月25日に終了いたしました。