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※参加費は「お一人当たり×人数分」が必要です。
「ソウシハギ」は75cm程になる大型のカワハギの仲間です。尾びれが大きく、灰褐色の体に不規則な青色の線模様があることが特徴です。餌のスナイソギンチャク類由来の致死性の猛毒「パリトキシン」を肝臓などの内臓や消化管に含んでいることがあります。パリトキシンはフグ毒「テトロドトキシン」の数十倍の毒性を持つと言われる自然界屈指の猛毒です。
Twitterユーザーがカワハギと間違えて釣り上げたソウシハギの肝を食べようとしていたところ他のユーザーから指摘されて命拾いしたというニュースが記憶に新しいですが、決して他人事ではありません。もともとは熱帯域のサンゴ礁に生息している魚ですが、近年は温暖化の影響で生息域が拡大し、福井県でも稀に見られます(展示個体は世久見湾で漁獲されました)。
猛毒魚とは言っても食べなければどうということはありません。顔つきは非常にユーモラスですのでぜひ御覧ください。
当センター2階「若狭湾の危険な生きもの」コーナーで展示しています。
※2016年12月17日にソウシハギの展示は終了いたしました。

3月3日、ヌマチチブが水槽の仕切り板に産卵しました。 ヌマチチブは、淡水にすむ雑食性のハゼの仲間で、三方五湖にも見られます。
本来は5月~9月に石の裏などに産卵しますが、水槽の水温が温かいのでこの時期に産卵したのでしょう。
卵はオスが守りますがその様子は、川に潜らない限り見ることが出来ません。 ぜひ当センターにご来館のうえ、ヌマチチブの卵を守る貴重な様子をご覧になってみてはいかがでしょうか? 当センター2階の「三方湖水槽」に展示しております。

全長約6cm。トルコなど西アジアの川や水温37℃までの温泉にすむ淡水魚です。
口が吸盤のようになっており、石に付いたコケをなめるように食べます。
人の皮膚の古い角質をついばみ皮膚病を治すといわれていることから、ドクターの名がついています。
1月28日から当センター2階の「企画展示室」に展示してあり、水槽に手を入れることができるようになっております。
ぜひ、ガラ・ルファが手の角質をついばむ、不思議な体験をしてみてはいかがでしょうか?
とっても気持ちいいですよ!


2014年12月20日、若狭町世久見の定置網で、全長110㎝のホシザメが捕れました。
ホシザメは写真と名前のとおり、体に不規則に散在する白点が見られます。
サメというと人を襲うイメージがありますが、このサメは、イカ、タコなどの軟体動物や、カニやエビなどの甲殻類しか食べないので、人を襲わないサメのなかまです。
海岸や船釣りで釣れることがあり、肉は蒲鉾やはんぺんなどの練り物の原料になります。
当センター1階の「ふしぎな水槽」に、同じく人を襲わないドチザメと一緒に展示してあります。
ぜひ当センターへご来館のうえ、「ふしぎな水槽」のサメたちを見比べてしてみてはいかがでしょうか?
※展示場所が屋外水槽に変更されました。
